こんにちは、ろくです。
今回は、
老うさぎのために
購入したもの『聴診器』
の話です。
最近購入したものの話ばかりで
すみません。
馴染みのない聴診器というもの
我々一般人が普通に生活していて
聴診器を触ることなんて
お医者さんごっこの趣味を持たない限り
ないと思っていたのですが
購入するに至りました。
最近ロイさんの介護グッズを
たくさん購入していますが、
これもそのひとつ。
ロイさんの健康体
10歳になるまで
1度も病院に行ったことがなく
一生歯が伸び続ける
動物なのにもかかわらず
歯を削る必要もなく
人形かと思うほどに
健康に育ってきたロイさんなので
若いころは
全然お金のかからない子でした。
多くの子が大好物だという
生野菜も嫌いで
うさぎ用の乾燥草とペレットと
少量のおやつがあれば
楽しそうにしてくれていたのですが、
体の衰えには逆らえませんね。
どこの音を聞くため？
獣医でもないのに
心臓の音を聞いて
なにかわかるのか？
やってるつもりか？
と感じるかもしれませんが、
私はどんな音が正しい心音なのかなんて
もちろん知りません。
なんなら自分の心音も
乱れに乱れ
まくっているので
正しい音がわかりません。
なんのために購入したのかというと、
ロイさんの
「お腹の音」を聞くためです。
うさぎの体質
うさぎは、
24時間365日常に
お腹が動いていないと
いけない動物です。
24時間以上の絶食や便秘は
命にかかわります。
うさぎに
「今日は様子を見て、
明日もダメなら病院へ」
は通用しません。
明日を待っていると
死んでしまうことも多いです。
だから欲を言えば
動物病院も救急外来を設けて
乗用車でいいから
救急車代わりのお迎えシステムを
作ってほしいですね。
救急車のように
車内でどうこうするのは
動物の場合大変すぎるので
運ぶだけでいいから。
そして、
健康体で育ったロイさんも
年をとり、
便秘や下痢を自力で治す力が
なくなっていました。
1ヶ月ほどお世話になっている
「鬱滞」という病気も
胃腸の動きが止まってしまって
食べたものが出てこず
食べられなくなってしまう
という悪循環極まりない
怖い病気です。
最初に撮ったレントゲンは
胃まで食べ物が詰まっていて
流れていかない状態でした。
鬱滞になる原因はいろいろあります。
自分の毛繕いで
飲み込んでしまった毛が詰まるとか
（うさぎは猫のように吐けません）
ゴミを誤飲してしまうとか
ストレスとか
環境の変化とか
うさぎは本当にデリケートな動物。
ロイさんの場合は、
健康のためにサプリを飲ませていたのですが、
不味すぎて飲んでくれないため、
おやつにふりかけて
食べてもらっていたんですね。
そのおやつがいけなかった。
うさぎ用ではありますが、
さつまいも・じゃがいも・かぼちゃ
などのでんぷん多しな野菜は
お腹にガスが溜まって
腸の動きを止めてしまうのです。
しかもおやつなので
フライされていて
とっても油ぎっしゅ。
子供のころから食べていたものですが
明らかに与えすぎていました。
動物にとって美味しい食べ物は
健康を害することがあるということを
学びました。
人間だってそうですよね。
健康食は不味い。
薬を飲み、
病院では皮下点滴を受けて
ちょっとずつ、ちょっとずつ
回復してきていますが、
まだまだ予断は許されないし、
うさぎは健康であっても
急に体調が悪くなることもあります。
うんちの様子を24時間観察して、
ちょっとでも出が悪い日や
食欲が落ち気味な時は
胃腸の音を聞きます。
背中に耳をくっつけて聞くのが
1番聞こえるのですが、
ケージの中にいるときや
部屋の隅っこにいるときは
人間の首がどうにかなってしまいそう。
というわけで、
聴診器の購入に至りました。
こんな感じでおとなしくしてくれるので
助かりますが、
直接聞くより聞こえないので
不安になります(・・;)
私が購入したのは
そんなに高性能ではなく
価格も安いものだったのですが、
音はしっかり拾います。
毛があって聞きにくいだけで。
でも、
聴診器って耳に入れると
めちゃくちゃ耳が痛いんですね……
お医者さんはいつもこれを
つけているんだなぁ、と
感謝の気持ちが湧きました。
うさぎは特別
胃腸の音を聞きたい動物ですが、
わんちゃん・ねこちゃんにも
使えるものだと思います。
とくにお腹の音が大事な
うさぎ飼いさんに
おすすめです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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